DIOXIN2019in京都開催記念コラボ事業 特別セッション『カネミ油症、台湾油症とPCB/DIOXIN汚染』
大沼です

8月2日、福島原発避難者損害賠償訴訟愛知岐阜の判決が出ました。
すでに多くの皆さんが知っておられるように、まさに不当判決でした。
国の責任はいっさい認めず。東電の責任は認めたものの、
賠償額は政府が出した中間指針を是として、すでに賠償金として支払われた分を引くと
何も残らないという方もいるというひどいものです。
避難の相当性が認められた期間もごくわずかです。
6年間闘ってきたことは一体なんだったのかと原告から怒りの声が出ました。
小生は、この裁判については、数人の原告の方の避難元の土壌測定や汚染マップ制作などで
ささやかなお手伝いをしただけでした。積極的に関わってこれなかったことが悔やまれました。
控訴審(まだ控訴手続きは終わっていませんが)の応援団を増やしたいものです。
★
こういう判決を書いて、涼しい顔でそれを読み上げることが出来る男というのは、
大飯原発差し止め判決を書いた樋口元裁判官が言うように、忖度男ではなく、
勉強しようとか、視野を広げようとかする気が全くない、
古い価値観と、馬鹿暗記の法律知識だけの馬鹿ものなのだろうなと思いながら
判決要旨の読み上げを聞いていました。
原発のような高度で難しい装置を動かして、日本国に電気を提供してきた東電。
そこに不運にも大地震と大津波がやってきた。これを法で罰するのは無理だと思っているのではないでしょうか。
(判決骨子では、地震の予測可能性は認めたものの、それを回避するための努力については、
 地震対策で目いっぱいで、津波対策までは手が回らなかったことをやむを得ないものとしているようです)
この男は、地震列島の上で、取り返しのつかない事故が起きるかもしれない原発を
動かすこと自体が未必の故意であり、本来はやってはいけないことだったという風には決して考え付かないのではないでしょうか。
原発の耐震強度が1000ガル以下であって、ミサワホームの木造住宅が3000ガルに耐えるというのを聞いて、
原発はダメだと確信したという樋口元裁判長とは大違いです。

弁護団による記者会見と交流会を聞いていて、
弁護団に負けた悔しさが全く感じられないのにもちょっとびっくりしました。こんなものなのかと思っていたら、
各地の訴訟を担う弁護士さんたちは全く違って、不当判決に対する怒りと今後の闘いに向けたファイト満々でした。
この違いはいったいなんなのでしょうか。
新聞記者から、判決要旨に関して「政府による津波回避の義務について、原告側からの立証が無かったから判断の対象としなかった」と
書かれた部分の追及がありました。
いくつかの裁判に関わったことがありますが、こんなことを判決に書かれたというのを初めてみました。
控訴審では、よほど体制を組み直し、国の責任と東電の責任を明らかにしていかなければいけないでしょう。
被曝被害、生業喪失、ふるさと喪失被害についても、
きちんとした原告側からの戦略をまとめてぶつける必要があるかと思いました。

1)DIOXIN2019in京都開催記念コラボ事業
特別セッション『カネミ油症、台湾油症とPCB/DIOXIN汚染』

、8月25日から30日にかけて、第39回ダイオキシン国際会議が京都で開
催されます。それに連動して市民・NGO企画として下記イベントが開催されます。
ダイオキシンや環境ホルモンの問題は決して終わってはいません。
このイベントを契機にして、今一度この問題についての関心を高めたいものです。
★
開催日程: 8月29日(木) 10時〜12時30分
開催場所: 国立京都国際会館 roomD
参加費: 無料
主催団体: 日台油症情報センター
協力団体: 止めよう!ダイオキシン汚染・東日本ネットワーク、PCB処理の安全性を考える全国連絡会他
              開催内容
テーマ「カネミ油症、台湾油症とPCB/ダイオキシン汚染」
<第1部>「カネミ油症、台湾油症の今」
 演者1:カネミ油症被害者からのアピール
     長崎本土地区被害者の会 下田 順子
 演者2:医師から 「カネミ油症の病像」
     医師 藤野 糺
 演者3:台湾油症被害の発生から現在まで
     台湾油症受害者支持協会 廖 脱如 前秘書長
 <第2部>「日本と台湾におけるPCB/ダイオキシン汚染の今」
 演者4:日本の現状について
     摂南大学名誉教授 宮田 秀明
 演者5:台湾における汚染の現状について
     台南市社区大学 研究発展学会常務理事
     中華医事科技大学 黄 煥彰副教授 
<同じ日に行われる関連イベント>
◎『油症事件とPCB・ダイオキシン汚染を考える交流集会』
 日時:8月29日(木) 14:00〜17:00
 場所:ハートピア京都 第5 会議室 TEL075-222-1777 
京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375 番地 
京都市営地下鉄烏丸線「丸太町」駅下車 5 番出口(地下鉄連絡通路にて連結) 
特別ゲスト:陳昭如氏(台湾作家)「台湾油症事件30年を振り返って(仮題)」
参加費:500円※被害者、高校生以下は無料
<連絡先>
〒272-0821千葉県市川市下貝塚2-19-2藤原寿和
TEL:080-4868-7388 FA:047-373-4006
E-mail:QZG07170@nifty.com


*******************************
大沼淳一
〒465-0091 名古屋市名東区よもぎ台1-1704
TEL & FAX 052-779-4291
Mail Adress:nw4j-oonm@asahi-net.or.jp
緑亭通信(ブログ):http://bunamoutainski.asablo.jp/blog/

*******************************
 ホーム  | - | 戻る | ページの先頭