山川里海セミナー
 

 

2011年度 第2回 山川里海セミナー 要旨

 

日時:2011918日(日)

9301500

場所:ウイルあいち2Fセミナールーム6

テーマ:いま、内湾・沿岸生態系は

 


話題提供(1) 共同通信 井田徹治さん

「沿岸の生態系再生のために:今、市民ができること」

日本の河川から海岸の干潟、沿岸域に至る生態系は開発によって破壊が進み、内水面や沿岸の漁業も衰退が著しい。日本人にとって重要な河川から沿岸に至る生態系を再生し、末永く持続できる漁業を実現することは重要な課題なのだが、東日本大震災と福島第1原発事故による放射能汚染は、東日本太平洋岸の漁業と生態系に重大な被害と悪影響をもたらし、この問題の解決にさらなる難題を突きつけた。

 

問題解決のために、行政は、漁業者は、そして一般の市民は何をすべきなのか、何ができるのかを共に考えてみたい。

20109CO10前のビオカフェで「さかなと漁業を考える」を講演した井田徹治さん)


 


話題提供(2) 伊勢・三河湾流域ネットワーク代表世話人 井上祥一郎さん

『山川里海・「一歩先」の基礎知識』         

長年、陸域起源の「富栄養化」が、赤潮を発生させて貧酸素化や青潮の原因と主張され(1979)続け、「森が消えれば海も死ぬ」(松永勝彦1993)の出版で、「フルボ酸鉄不足」が海の一次生産低下原因の「基礎知識」に加わりました。

演者は油ヶ淵での底質改善実験に携わった技術屋として、ヤマトシジミの消耗について、食糧難(珪藻→非珪藻類)、棲み場所消失(砂地→ヘドロ)、

 

毒ガス(硫化水素)発生の複合仮説に行き着きま

した。「シリカ・濁水」「フルボ酸鉄ではない鉄」をキーワードにして、新旧の知見も織り込んで「一歩先の基礎知識」の情報発信を試みたい。

いのうえ

2008年山川里海セミナーで「流域環境修復技術モデルの構築」について講演した井上祥一郎さん)


 

討論コーディネーター:伊勢・三河湾流域ネットワーク世話人 市野和夫さん

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